出産で体がボロボロの中で始まる乳児の育児。
悩みが一つ解決したと思ったら新たな悩みがいくつも出てくる…。
これが結構辛いんですよね…。
大変だった時期は長く感じていたけれども振り返るとあっという間です。
でも辛いときはそんなことを考えられないと思うので、ここに書いた解決策が少しでも役立てば嬉しいです。
授乳
母体のトラブルや赤ちゃんの飲み方などで悩みが尽きない授乳。
授乳を始めた頃は混合、最終的には完母になりました。
卒乳まで痛い思いをすることが多く、一時期は授乳が苦痛になるほどでした。
授乳期間中は食欲旺盛だったことも印象的。食べても食べても腹が減る。そして太らない。嬉しいね!
産後入院中
- 初乳が出るまでに時間がかかった
- 新生児室に呼び出されての授乳
- 母子同室での授乳
授乳に慣れていないからか、産後1週間前後の入院中が辛かったです。
初乳が出るまでに時間がかかった
息子の吸う力は強くて褒められていましたが、それが災いして初乳が出るようになるまでに乳頭が切れて血まみれになってしまいました。
授乳の時間がつらくて泣いくほど痛みとの闘いでした。
痛みは慣れるしかない、時間が経てばよくなるなどと言われて解決手段等は講じられませんでした。
- 十全大補湯という漢方を処方してもらい飲むことで母乳の分泌量を増やす
- 助産師さんによるマッサージを受ける
新生児室に呼び出されての授乳
赤ちゃんが泣いていなくても新生児室から呼び出しがあり、必ずきっちり3時間おきに授乳していました。
同じタイミングで入院している人たちと同じ部屋で同じ時間に授乳になるシステムで何となく気まずい雰囲気。
人によっては初めての日だったり最後の日だったりするのでその雰囲気に拍車をかけていたのかもしれません。
母子同室での授乳
自宅での子育てを想定して退院直前に同室に。
母子同室になってからもなるべく3時間おきの授乳になるようにしつつ、息子が泣いたら授乳するし息子が寝てたら自分も寝る習慣をつけるようにしていました。
でないと体がもたない…。
授乳した時間と混合のミルクをあげた量を全て記録しその紙を半日ごとに提出するルールがあったのですが、これが意外と負担が大きかった…!
疑問や心配な点はこの時に解決せねばなるまいと気を張るし、初めて赤ちゃんの命に対する全責任が自分にくるので、一気に肩が重くなるような緊張感を覚えました。
何がある訳でもないのに常に緊張してしまうのが辛かったことを覚えています。
退院後
- 粉ミルクを持て余す
- 夜間授乳で寝不足
退院後は泣いたら授乳することにしたので時間を気に過ぎなくなり気持ちが少し楽になりました。
それでも大体3時間間隔で、昼夜関係ない授乳に寝不足に…。
0〜3ヶ月は母乳の出る量が安定していなかったので肉体的にも精神的にもつらい…。
安定してきたと思ったら歯が生え始めてしまい、噛まれて痛い…泣くほど痛い。
特に口を離すときは激痛でした。
乳頭カバーを付けてみたら授乳拒否となってしまったため、卒乳するまでは痛みに耐えるしかないという状態でした。
粉ミルクを持て余す
生後5ヶ月頃までは母乳と粉ミルクの混合でした。
混合期間の後半は徐々に母乳の量が増えてミルクの量が減っていき、粉ミルクを缶で買ったはいいものの開封してから1ヶ月で使い切れないようになってしまいました。
缶の粉ミルクからブロックタイプのミルクへ移行することで解決しました。
少しずつ使えて使い切りもしやすいのでおすすめです。
ちなみに役目を終えたミルク缶でおもちゃを作れます。
詳しくはこちらで紹介しているのでご覧ください。
夜間授乳で寝不足
入院中は、深夜と早朝の授乳はあれど寝入っている時間帯には呼び出されることもなく、母子同室になってからも夜中に泣いて起こされませんでした。
そのため自宅で初めて夜泣きで起こされて授乳することに。
なぜか自宅では夜泣きをするする…。
環境が変わって刺激が多かったのかな…?
夜間にしっかり眠れないのなら日中にしっかりお昼寝をする!
罪悪感を覚えることもありますが気にせず寝る!
これに尽きると思います。
卒乳後
- 牛乳を飲まない
- 食べムラがある
うちの子、11ヶ月ですんなり卒乳しました。
時間がかかりそうだと思っていた卒乳が、拍子抜けするほどあっさり成功!
でもその後の栄養摂取量に不安がありました。
卒乳してからは牛乳を飲ませたいと思っていましたが、全然飲まないのでカルシウム不足が心配でした。
離乳食を食べさせた後、授乳する代わりにフォローアップミルクを飲ませるようにしていました。
夜泣き
隣で寝ているのに乳児の父である夫は全く起きない不思議…。
新生児期
夜間の授乳に加えておむつ替えをしていました。なので電気はガンガンつける。
眠気が飛んで寝付けないまま次の授乳時間を迎えるということもしばしば…。
新生児の間は噴水のように飲んだものを吐き出すこともあったので、着替えや後片付けなどでバタバタして目が冴えることも…。
8ヶ月以降
- 一旦落ち着いた夜泣きが再発
- 激しく泣き続ける
生後3ヶ月頃から夜泣きは落ち着いていたのですが、8ヶ月以降に夜泣きが再発して急増しました。
抱っこしても声をかけても泣き止まず、叫んでいるように泣いていたのが印象的です。
寝ぼけているのか、声をかけたりおもちゃを渡したりしてもこちらには反応しないので夜驚症かと医者へ相談することに。
しかし夜驚症ではないとの判断をされました。
どうしたらいいのか分からないのでただただあやすしかありませんでした。
この頃は寝かせても次にいつ起きるかビクビクしてよく眠れなかったのをよく覚えています。
寝不足と不安とでメンタルがとても不安でした。
泣いてるときに声をかけたり肩を叩いたりして起こすと、こちらに気が付いて泣き止むことが多い
一度起こしてから抱っこで寝かしつけていました。
寝かしつけ
- 布団に降ろすと泣く
- 体に毛布などをかけるのを嫌がる
抱っこで寝かしつけたら布団に降ろすのが難しいですよね。
背中が布団に着くと泣くことが多いので降ろすときは緊張します。
時には下ろそうと体勢を変えただけで泣く
布団に寝かせるとき、子どもの体を覆うように自分の体を密着させながらおろすとあまり泣きませんでした。
それでも泣くときはお腹同士をくっつけたりおでこを包む様に手を添えたりすると次第に落ち着いて寝てくれました。
「赤ちゃんの覚醒スイッチはお腹側にある」という記事を目にして参考にしました。
体に何かをかけるのを嫌がる
モロー反射の影響か、おくるみは嫌いみたいでした。
かけ布団や毛布も嫌がるので体が冷えないか心配でしたが、ちょっとタオルをかけただけでも嫌がってしまう…。
スリーパーを着せることで体が冷えるのを防ぎました。
赤ちゃんは体温調節機能が発達しきってないので熱がこもりすぎないように気を付ける必要があります。
スリーパーを使用する場合は、夏はガーゼ地のものを、冬はブランケット地のものがおすすめです。
特に冬は体が冷えるのが心配なのでスリーパーは必須アイテムです。
離乳食
離乳食は特に作るのが大変だった思い出です。
離乳食初期から完了期まで使える、離乳食を作るのに役立つアイテムをこちらで詳しく紹介しています。
初期
離乳食づくりに慣れていないので作ったものに問題がないか判断がつきませんでした。
本やネットを参考にしながら手探りで作りましたが、不安でいっぱい。
息子が口にしてくれるから「まぁいっか~」くらいに思えたらよかったんですけど、そうもいきませんでした。
中期
2回食になってから離乳食を作る量が増えたので作るのに手間どるようになりました。
食材単品ではなくおかずでつくるようになったのも手間が増えた原因です。
遊び食べも増え始めて食べさせるのも大変に…。
後期
3回食はキツイ!
食べさせる時間と自分が食事をとる時間とをそれぞれ取るのが少々面倒…。
片付け、離乳食づくり、準備して食べさせてまた片付け…のループの中、毎日なるべく同じ時間に食べさせるようにするのが地味に大変でした。
毎日食事のことしか考えていないのでは?と思えるほどでした。
完了期
3回食が辛いのは相変わらずでしたが大人の食事から取り分けて味付けをすればよくなるので、だいぶ楽になりました。
作り置きを冷凍したものだと食べないことが増えてしまい、困った時期でもあります。
その時は離乳食を作り直すなどしてなんとか食べてもらえるようにするしかありませんでした…。
作るのが辛いときや忙しいときは宅食サービスを利用するのがおすすめです。
離乳食の宅食
ファーストスプーンは冷凍離乳食の宅配サービスです。
鮮度の高い国産食材、栄養価の高い旬の食材を使用し、保存料・着色料不使用なので安心です。
食材単体の離乳食が中心なので初めての食材でも食べさせやすく、赤ちゃんの反応を見ながら離乳食を進められます。
もちろん食材単体の離乳食だけでなく、肉じゃがや胡麻和えといったおかずも様々あります。
毎月1回、月齢に合わせた栄養たっぷりの離乳食セットを届けてくれる定期コースもあるので、忙しいお父さんお母さんの心強い味方です。
冷凍離乳食に何度助けられたことか!
ストックがあるというだけで気持ちが楽になるので離乳食宅配サービスの利用はおすすめです。
大人向けの宅食
当然、量と品数が多くなる大人の食事をレトルトや惣菜、お弁当を利用するのも手です。
買いに行く余裕すらないという時は宅食サービスを利用するのがおすすめです。
Fit Dishは冷凍パウチでおかずが届くのでいつでも好きな時にすぐ食べられます。
しかもおかずは「おまかせ診断」の簡単なアンケートに答えた内容に合わせてセレクトされたものが届くのであなたの好みに合うこと間違いなし!
保存期間は1ヶ月もあるので食べたいものから食べられるのも嬉しいですね。
宅食サービスを利用すれば、買い物の時間・調理する時間を省いて赤ちゃんとの時間や体を休める時間に使うことができます。
育児中のパパママの心強い味方です。
おむつ替え・着替え
おむつ替え
寝返りをするようになってからはおむつを履かせる前に寝返りして脱走。
テープタイプの紙おむつを使っていました。
いつどのタイプのおむつを使っていたかについてはこちらで詳しく紹介しています。
着替え
- 服を着たがらない
- 着せる時に手足をバタバタする
裸でいるのが好きな様子で、服着せるのはいつも一苦労です。
めちゃくちゃ足をバタバタするのでズボンを履かせるのが難しい…。
ロンパースのボタンはなかなか止められませんでした。
自分で動けるようになってから服を着る前にハイハイでの脱走が多かったです。
おもちゃで気を引いて着替えから気をそらすとすんなり着替えさせられることが多かったです。
好きな歌を歌いながら着替えさせると大人しくしていたこともありました。
抱っこで腱鞘炎になる
抱っこの時間が長いかつ抱っこにはまだ慣れてないのもあって利き手が腱鞘炎になってしまいました。
抱っこをしてほしがる時間も長くて、家事がなかなか進まないのも悩みでした。
抱っこ紐を家の中でも活用して手首を休める時間を作るようにしていました。
首がすわってからは家事をするときにおんぶをしていたのでご機嫌に過ごしてくれて助かりました。
抱っこ紐についてはこちらで詳しく紹介しています。
気軽に外出できない
絶賛コロナ禍だったかつ夫が全国あちこち出張のため、外出するのは気が引けてなかなか外出できずにいました。
子ども広場のようなスペースや児童館などは「2週間以内に県外へ行った人との接触がある人は利用お断り」となっていたので子どもを遊ばせることができないでいました。
そのため必要最低限の買い物に行くか、天気が良ければ散歩したり公園へ行くだけの日々。
でも乳児は公園で大して遊べないので心苦しい…。
自分は家にいるのは苦痛ではないけれど子どもはそうはいかない…けれど解決策が思いつかないままになんとか家の中で楽しく過ごせるよう奮闘する日々でした。
気軽に外出できないのは妊娠期からでした。
妊娠〜出産についてはこちらの記事で詳しく書いていますので、興味のある方はどうぞ。
まとめ
乳児期に書いていたメモがあったのでそれを頼りに記憶を掘り返しつつ、大体1歳頃までのことを綴りました。
どんな悩みがあったか、どうやって悩みを解決したか書いたので、同じようなことで悩んでいる方の一助にでもなれば嬉しいです。
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