赤ちゃんとのお出かけに抱っこ紐を使おうか、ベビーカーを使おうか悩むことも多い我が家。
実際に使っていて感じた抱っこ紐でのお出かけのメリットを紹介します。
抱っこ紐の種類
抱っこ紐にはいくつか種類があり、それぞれ異なる抱き方ができます。
抱っこ紐によっては対面抱きと前向き抱きが可能だったり、おんぶができたりします。使用期間も商品により様々です。
- キャリータイプ
- スリングタイプ
- ラップタイプ
- ヒップシート
キャリータイプ
抱っこ紐と言って思いつくタイプはキャリータイプではないでしょうでか。一番目にする機会が多いタイプだと思います。
キャリータイプは、肩だけでなく腰でも赤ちゃんを支えるので負荷がかかりにくく、丈夫なため耐久性や安全性に優れています。
対面抱っこ、前向き抱っこ、おんぶ、などさまざまな抱っこスタイルが可能で、新生児~3歳頃まで長期間使用できるものが多くあります。
スリングタイプ
スリングタイプの特徴はワンショルダーで子どもを抱えることです。
横抱きができるので新生児でも自然な抱っこの形をキープできます。中には抱っこしながら授乳できる商品もあります。
片方の肩への負荷が大きいタイプなので、子どもが成長してからも使用する場合はベビーカーと併用するなど工夫する必要があります。
ラップタイプ
ラップタイプはシンプルな布を身体に巻き付けて使用します。
他の抱っこ紐に比べて赤ちゃんとの密着度が高く、より安心感を与えることができます。
布でできており、赤ちゃんの体重を均等に分散してくれるので肩や腰に食い込みません。ファッション性もあり、色や柄の種類が豊富です。
ヒップシート
ヒップシートは商品によって使用期間が異なり、新生児から使用できるもの、腰がすわってから使用できるものがあります。
キャリータイプの抱っこ紐にヒップシートがついたタイプは、比較的低月齢から使用できます。商品によっては、ヒップシートのみを切り離して使用できるものもあり、成長に合わせて長期間使うことができるものもあります。
ウエストポーチ型で台座のみのヒップシートは、腰がすわってから使用できます。腰ベルトのみのため着脱が簡単で、歩き疲れてグズった時の一時的な抱っこなどに活躍します。しっかりお座りができるようになってからのセカンド抱っこ紐におすすめです。
抱っこ紐を使うメリット
実際に使っていて感じた、抱っこ紐で出かけるメリットを紹介します。
- 両手が使える
- ベビーカーで動きづらい場所でも大丈夫
- だっこの負担が軽くなる
- 赤ちゃんが安心できる
- 表情がよく見える
- お家でも大活躍
両手が使える
雨の日や日差しの強い日でも安心して傘を差せます。
ベビーカーを片手で操作するのはちょっと危ないですが、抱っこ紐はその心配がありません。
ベビーカーで動きづらい場所でも大丈夫
通路が狭いコンビニなどの店内でも動くのに支障はありません。
電車などの公共交通機関や人が多い場所など、ベビーカーでは手間がかかったり他人の迷惑になったりする可能性が高い場所でも抱っこ紐なら場所を取らずに他の人の邪魔になりません。
だっこの負担が軽くなる
腕だけで抱っこするより体への負担が軽くなります。
また片方の肩や腰にばかり体重がかかることを防ぎ、体のバランスが崩れることも避けられます。
赤ちゃんが安心できる
体が密着するので赤ちゃんが安心できます。
ベビーカーでぐずった時に抱っこ紐に切り替えると泣き止むことも多いです。
表情がよく見える
ベビーカーよりも近くに顔があるので表情が見やすいです。
何を見てるのか、何に興味を示してるのかも確認しやすいですし、それに応じた声かけもしやすいです。
体への負担は大きいけれど、子どもの様子がよく見えるので抱っこ紐をするのは好きです。
お家でも大活躍
「ぐずってるけど家事をしなきゃ!」そんな時にも使えます。
おんぶができれば作業もしやすいですし、洗濯物を干したり洗い物をしたりしている間に寝ているなんてことも。
抱っこ紐を使うデメリット
一方でデメリットと感じたことを紹介します。
- 着脱に慣れるまで時間がかかる
- 起こさないように外すのが大変
- 長時間のお出かけには不向き
着脱に慣れるまで時間がかかる
赤ちゃんを抱っこして着脱するには慣れるまで練習が必要になります。
特に外出先で抱っこ紐を着脱することになる前にスムーズに着脱できるようにしておくのがよいでしょう。
また、赤ちゃんに負担にならない抱き方ができているかなど不安になることもあります。
起こさないように外すのが大変
抱っこ紐を使っておんぶをしながら家事をしていると寝てしまうことが多いです。
起こさないように下ろして抱っこ紐を外して布団に寝かせるのが難しく、抱っこ紐を外している最中に起きてしまうこともしばしばです。
長時間のお出かけには不向き
抱っこ紐でのお出かけは、外出時間が長くなればなるほど疲労が溜まります。
長時間のお出かけと事前にわかっている際はできるだけベビーカーを使用する方がいいでしょう。
抱っこ紐でのお出かけの注意点
抱っこ紐でお出かけする際に気を付けるべき点を紹介します。
- 熱中症になる危険が高まる
- 適度に休憩をはさむ
熱中症になる危険が高まる
赤ちゃんと密着しているため、特に暑い日は熱中症になる危険が高まります。
涼しい日でも赤ちゃんに服を着せすぎると体温が上がりすぎるので注意が必要です。
適度に休憩をはさむ
抱っこ紐の長時間の使用は赤ちゃんの体へ負担をかけることもあるので適度に休憩をはさみましょう。
特に外出先ではあっという間に時間が過ぎてしまうので、抱っこ紐をしている時間が長くなりすぎないように注意しています。
お出かけの便利アイテム
抱っこ紐でお出かけする時にあると便利なものを紹介します。
- よだれカバー
- 帽子
- 日焼け止め
- 保冷剤
- ケープ
よだれカバー
必ずと言っていいほど肩ベルトをなめたり嚙んだり…。よだれカバーは必需品です。
抱っこ紐を使うことが多いこともあり、我が家ではよだれカバーを3セット使用しています。
よだれカバーは抱っこ紐だけでなくベビーカーやチャイルドシートにも使えます。
帽子
抱っこ紐だと赤ちゃんの頭は直射日光に晒されるので、日差しが強い日は欠かせないアイテムです。
ケープにフードが付いている場合はそちらを利用してもいいでしょう。
日焼け止め
適度に日を浴びせるのは大事なことですが、日焼けは皮膚の火傷なので気を配る必要があります。
赤ちゃん用の日焼け止めがあるのでそちらを使用するのがよいでしょう。
保冷剤
抱っこ紐を使うと体が密着してお互いに体温が上がっていくので保冷剤があると、体温の上がり過ぎを防いでくれます。
凍らない特殊なジェルタイプのものは赤ちゃんの体が冷え過ぎません。抱っこ紐にもベビーカーにも使える保冷剤がおすすめです。
ケープ
我が家では夏でも使える薄いものに、冬に使えるダウンのものを装着できるケープを使っています。
日差しの強い時にはUVカットの薄い方が、寒い日にはダウンのものが、それぞれが大活躍です。
簡単に取り外しができ、抱っこ紐だけでなくベビーカーでも使用できるのでお出かけには欠かせないアイテムになっています。
抱っこ紐選びのポイントは?
抱っこ紐選びのポイントは、使用月齢、体型、シチュエーションなどにより異なります。どのように使用するかを含めてどのタイプを購入するか検討しましょう。
- 体への負担が少ないもの
- 簡単に着脱できるもの
- 抱っこスタイルと使い方とが合致するもの
体への負担が少ないもの
抱っこ紐は肩や腰で赤ちゃんの体重を支えるので、赤ちゃんの成長とともに抱っこする側の体への負担が大きくなります。
肩こりや腰痛を引き起こすことがないよう、赤ちゃんの体重を肩と腰との両方で支えることができるものや両肩を大きく包み込むことで肩全体で支えるものなど工夫が凝らされています。
負担の軽減度には個人差があるので体に合ったものを選ぶのがポイントです。
簡単に着脱できるもの
抱っこ紐の着脱は意外と難しく、慣れるまで時間がかかることもあります。
試着するなどして、一人でも着脱しやすいものを選びましょう。
抱っこスタイルと使い方とが合致するもの
使用する月齢やどういう場面で使うかによってどの抱っこスタイルができればいいのか異なります。
ワンオペの方は抱っこだけでなくおんぶにも使えるものであれば、赤ちゃんをあやしながら家事をすることができるので便利です。
どれがいいかわからない、決められない、そんな時は
どの抱っこ紐を選ぶのがいいかわからない、決められない、そんなときはレンタルして実際に使ってみてはいかがでしょうか?
ベビレンタ(Babyrenta)
「ベビレンタ(Babyrenta)」は抱っこ紐、チャイルドシート、ベビーベッド、さく乳器などの育児用品を幅広く取り扱っている育児用品のサブスクリプションです。
レンタルした商品をそのまま買取ることもできます。
抱っこ紐に言及すると、「【レンタル】抱っこ紐・おんぶ紐」から気になる商品を探してレンタルすることができます。
様々なタイプ、メーカーのものをレンタルできるので家族みんなにピッタリの物を見つけることができます。
「抱っこ紐お試し3点セット」というプランもあります。
抱っこ紐お試し3点セット
エルゴベビーとベビービョルンの抱っこ紐3つをレンタルすることができるプランです。最短1週間から最長6カ月間レンタルすることができます。
3種類を比較しながら自身に合うものを見つけられます。
上記以外のメーカーのものを利用したい場合は個別でレンタルを申し込むことができます。
抱っこ紐でのお出かけ
我が家で使っている抱っこ紐は先輩ママに譲っていただいたアップリカ コランビギです。
生まれてすぐに使える新生児シートがあります。使用頻度は多くはありませんでしたが、どうしても子どもを連れて外出しなければいけないときに使いました。腕だけの抱っこよりも安定するので安心できたのを覚えています。
今では短時間のお出かけや公共交通機関を利用するときは抱っこ紐でお出かけすることが多いです。
お散歩はベビーカーで行くことが多いですが、ぐずったときに抱っこに切り替えられるように抱っこ紐を持ち歩いています。
車で移動して出先で抱っこ紐を使う場合は、車内で抱っこ紐を装着します。これに慣れるまでに結構時間がかかりました。車内はスペースが限られていますし、動きが制限されてしまうからです。
使い方に合わせて着脱になれる必要があると痛感しました。
またコランビギはおんぶにも使えるので洗濯物を干す時などの家事をしながらあやしています。
後追いをするようになってからはおんぶでないと家事ができない事態に陥ることもあるので、とても重宝しています。
我が家では抱っこ紐とは別にヒップシートを用意しています。首がすわってから使える台座のみのタイプです。
記事を書いてる生後10ヶ月の時点で、ヒップシートは外出先よりも家の中での長時間抱っこに使用しています。
腕だけの抱っこよりも寝つきがよくなるので寝ぐずりしているときに使うことが多いです。
まとめ
どのタイプであっても抱っこ紐は様々な場面で活躍するアイテムです。
ぜひ活用して赤ちゃんと楽しいお出かけ時間を過ごしてください。
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