【出産/入院時に必要なものは?】孤独を感じたコロナ禍での出産

2021年1月に第一子となる男の子を出産しました。

ただでさえ不安なのに、さらにコロナ禍での出産に不安がありました。何事もなく元気に産まれてきてくれて本当によかったです。

コロナ禍で異例が多かった出産の体験談です。

出産体験談

私にとっての初めての出産。分からないことだらけなのにコロナ禍のために「いつも通り」ができなくて不安ばかりでした。

妊娠初期から中期

妊娠が分かったのは緊急事態宣言が発出されていた2020年5月でした。先が見えない不安の中、子どもを授かったのは希望を与えられらたように感じました。

通院

自宅で妊娠検査薬を使用し、陽性だったので産院に向かいます。

実はこの時点で夫が仕事で首都圏へ行っていたため、事前に電話連絡をして事情を説明していました。

症状もなく感染の疑いが低いということで受け入れてもらいましたが、万が一のためしばらくは通院している人が少ない閉院間際の時間に診てもらうことになりました。

もちろん夫の付き添いはNGです。

妊娠が確認された時は嬉しさと同時にこの先どうなるのかと不安でした。

妊娠に伴う症状

初めは妊娠の実感はありませんでしたが、次第につわりがひどくなりました。

特に酷くなったのは12週辺りからです。職場が自宅から遠く通勤時間が長かったこともあり、遅刻や休むことが増えていました。

食事もまともに喉を通らず、飲み物を飲んだり栄養ドリンクを飲んだりするのが精一杯でした。妊娠4ヶ月になった頃には気づけば体重は5kgほど落ちていました。

一部の人にしか妊娠を伝えておらず、周りの人にとても心配されて心苦しかったです。それでも妊娠を周囲に伝えたのは安定期に入ってからでした。

そんなつわりも妊娠期間が6ヶ月になる頃にはピタッと治まり、食欲がモリモリ湧いてくるようになっていました。

この頃から胎動やしゃっくりをしているような振動も感じられるようになりました。

妊娠中期から後期

元々転職しようかと悩んでいたこともあり、退職して専業主婦になりました。おかげで家事をしながらゆったりと日々を過ごすことができました。

通院

一時夫はテレワークになっていましたが、首都圏への出張は続いていました。感染症対策のため私は実家で生活することになります。

ここから4ヶ月ほど夫と会えない日々が続きます。

実家は通院している産院から車で1時間半ほどの距離にあるので、転院せずにそのまま出産まで通い続けることにしました。

妊娠の経過は順調でした。唯一の気がかりといえば産院からの距離です。緊急時や陣痛がきた時に、産院が少し遠いのは大変かもしれないと思っていました。

もしもの時には両親にサポートしてもらう手筈となっていましたが、感染症対策のために産院は受け入れは妊婦のみとし、家族は立ち入り禁止とされていました。

妊娠に伴う症状

妊娠7ヶ月にもなるとお腹の重さで股関節や腰が痛むようになっていました。体のバランスが取りづらくなり足元も見えづらいため、ちょっとした段差に躓くことが増えたのもこの頃です。

9ヶ月頃にはケアしていたにも関わらず妊娠線が急激に増えました。

時々少量の出血があったり、胎動に痛みを感じることもありました。

夜中には、足がつったりお腹の重さで息苦しくなったりして、起きることがありました。

入院

予定日を過ぎてもおしるしや陣痛はありませんでした。予定日から1週間後にあたる日に陣痛促進剤を使った計画分娩をすることになったのです。

通院

妊婦健診は予定されている回数よりも1回多く通院しました。

そのとき出産の兆候がなければ、予定日から1週間後に当たる日に計画分娩をすると言い渡されました。

妊娠に伴う症状

臨月になると食欲を全く抑えることができず、急激に体重が増えていました。その影響か吐き気や便秘にもなりました。

さらに妊娠高血圧症候群の危険性が高くなってしまい、足のむくみが気になるようになっていました。

予定日が近づくにつれ不安が増し、情緒不安定にもなっていきました。そのせいか夜中に起きることが増えていました。

出産

夫が出張から帰ってきて2週間が開き、出産前になんとか自宅で2人でゆっくり過ごす時間を作れました。

出産直前には自宅から産院へ通うこともできました。

入院準備

計画分娩となったので精神的にも時間的にも余裕を持って入院準備物の最終確認ができました。自宅から産院へ行けるようになったこともあり、だいぶ緊張が和らぎました。

産院では入院前にPCR検査をしました。もしここで陽性だったらどうしようと少しドキドキしたのを覚えています。無事、陰性であることが確認できたので安心しました。

分娩台へ

陣痛促進剤は点滴で入れていきました。入院着に着替え、いつ出産を迎えてもいいように荷物を持って分娩室へ向います。

この時は貴重品とスマホに加えて産院側から言われたものと時間を潰す用の小説、そしてペットボトルストローをつけた飲み物を持っていきました。

朝からゆっくりと陣痛促進剤を入れ、夕方に本陣痛がくるように調整しているということでした。陣痛が来るまでの時間はリラックスして過ごせるように読書をしたり音楽を聴いたりして過ごしていました。

お昼ご飯も分娩台の上で食べることになりました。まだ陣痛は来ていませんし、一人ウキウキしながら食べていました。

ちなみにお昼ご飯は量が多いけどバランスの考えられた美味しいものでした(笑)

赤ちゃんと対面

昼食を食べ終えた直後、何かが弾けるような「パチン」という音が聞こえました。

何事かと考えているとおしりのあたりに温かくドロッとした感触が…破水したのです。慌ててナースコールを押して看護師さんに来てもらいます。

破水して出てきた羊水の処理をしているうちにみるみるお腹が痛くなっていきます。本陣痛が来たのです。そこからは怒涛の展開で、破水してから2時間半後には出産していました。

陣痛よりもいきみ逃しの方が辛かったです。もちろん陣痛も痛くて辛いのですが…。そして力みすぎて両腕が筋肉痛になりました…(笑)

出血量が多かったため貧血になってしまい、産後もずっと分娩室も分娩台も一人で1日中占領してしました。

計画分娩と言いつつ計画通りとはいかなかったわけですが、とても元気に産まれてきてくれたのでよかったです。

コロナ禍で立会い出産はできず、出産後も家族が会いに来ることができませんでした。そのためか、助産師さんが私のスマホで出産の様子を動画で撮影してくださっていました。そのおかげで産後すぐに産声を家族に届けることができたのです。

退院まで

感染症対策のため面会はできません。荷物の受け渡しは受付の方を通すことになっていて、直接会うことは禁じられていました。

家族や友人と会えない日々の始まりです。

出産の翌日から授乳が始まりました。母子同室ではなかったため、授乳の時間になると新生児室へ行きます。新生児と触れ合う前は手洗いと消毒を徹底していました。

空き時間は体のケアや睡眠時間にあてることができました。

それでも共用のシャワーを利用する時間が決まっていたり、サービスのマッサージをしてもらう時間が決まっていたり、病院内のコインランドリーで洗濯をしたりと意外と忙しかったです。

やることが沢山あるのに人と話す時間がほとんどなく、時々とても気分が沈んだり不安にかられたりすることもありました。

感染症対策のため食事はずっと部屋で1人で気が滅入ることもありました。通常であれば週に2回ほど、他の入院者と一緒に食事をとり話すことができたようです。

母子ともに健康かと思いきや、私は鉄分不足で鉄材注射を打つことになりました。息子は黄疸が出たために光線治療器に入ることに。

息子がいきなり治療することになり、とても動揺してしまいました。でもそれを直接誰かに伝えることができず、モヤモヤとした気分で過ごすことになってしまいました。

経過を見るため入院が1日延びてしまいましたが、退院する時には2人とも元気になっていました。退院後はしばらく実家で過ごすため迎えは両親に来てもらい、自宅に寄って夫と赤ちゃんがご対面。

その後、私は実家で体を休めながらの育児です。その間も夫は出張が続き、会えない期間がどんどん延びていきます。

次に夫に会えたのは息子が2ヶ月になった頃でした。今でも夫の出張が続いており、私と息子は自宅と実家とを行き来する生活が続いています。

通院時にあると便利なもの

妊娠が分かると健診のため定期的に産院へ通うことになります。その時にあると便利なものを紹介します。

通院時にあると便利なもの
  1. 母子手帳ケース
  2. エコー写真用アルバム
  3. 暇つぶしができるもの

1.母子手帳ケース

健診の時に必要なもの全てを入れておけば便利です。

診察券や保険証だけでなく、提出する書類や小銭を母子手帳ケースにまとめて入れておけば受付で慌てる心配もありません。

2.エコー写真用アルバム

健診の度にエコー写真をもらえるので最終的にたくさんになってしまいます。母子手帳に挟むだけだとバラけてなくしてしまう可能性もあるのでアルバムがあると便利です。

アルバムでなくてもエコー写真を入れるものがあればいいと思います。アルバムだといつのエコー写真か分かるように保管できるので見返しやすいです。

4.暇つぶしができるもの

産院では、予約していても待ち時間が長かったので待ち時間に暇つぶしができるものがあるといいと思います。

私は待ち時間で小野不由美さんの『十二国記』を夢中になって読んでいました。

出産/入院時に持って行くと便利なもの

パジャマなど必ず持っていくものを除き、出産から入院のときにあると便利なものを紹介します。

持って行くとよいもの
  1. ペットボトルストロー
  2. ポータブルミュージックプレイヤー
  3. 授乳クッション
  4. 生理用品
  5. 骨盤サポーター

1.ペットボトルストロー

本陣痛が来てからの水分補給はこれがないとできなかったのではと思うくらいです。体を起こすのも一苦労なので横になったまま水分補給ができるペットボトルストローは重宝しました。

出産後も体力を消耗して起き上がるのが辛かったので、その時もこれを活用していました。

百均でも売っていて手軽に購入できます。

2.ポータブルミュージックプレイヤー

産後は少しでも体を休めるためにと看護師さんに言われていたことがあります。

看護師さんに言われていたこと
  1. 短時間でも目を閉じる
  2. 目を休めることを意識する
1.短時間でも目を閉じる

寝ていなくても目を閉じることで疲れが取れるそうです。

ベッドに横になり体の力を抜いて目を閉じる時間を作るようにしていました。

2.目を休めることを意識する

本を読んだりスマホを見たりしたくなりますが目を使うことは体を疲れさせてしまうため、体を早く回復させるには控えるように言われていました。

このどちらも好きな音楽を聴きながら時間を過ごすとリラックスできるので、ポータブルミュージックプレイヤーがあるといいと思います。

3.授乳クッション

産院の方針にもよりますが、入院中から自前の授乳クッションを使って授乳をして使い慣れるために必要です。

授乳クッションを購入するつもりはない、母乳ではなくミルクで育てる予定の方はなくても問題ありません。

授乳クッションについてはこちらの記事でも紹介していますのでご覧ください。

4.生理用品

悪露の量が減ってくるとお産用パッドは持て余してしまうので、生理用品を使うようになりました。

産院の売店で売っている場合もありますが持っていくと安心です。

鈍角
鈍角

入院中は外来の患者との接触を避けるため入院者は売店の利用を禁じられていました。入院の荷物に含めておいてよかったです。

5.骨盤サポーター

出産直後から腰が痛くてたまりませんでした。特に授乳のときは体に力が入ってしまったり、長時間同じ姿勢でいたりするので痛かったです。

他にも日常のちょっとした動きで腰が痛むのでサポーターは手放せませんでした。

まとめ

自身の出産の前にたくさんの体験談を読んだり身近な人から話を聞いたりして、出産の時をイメージしていました。

そのおかげもあって不安だけれどもしっかりと心の準備、荷物の準備はできていたと思っています。

ただ陣痛の痛みは覚悟できていたものの、いきみ逃しの辛さは覚悟できていませんでした。

妊娠も出産も大変なものでしたが、それを乗り越えて息子がすくすくと元気に順調に成長してくれているのが喜びです。

【出産/入院時に必要なものは?】孤独を感じたコロナ禍での出産

2021年1月に第一子となる男の子を出産しました。

ただでさえ不安なのに、さらにコロナ禍での出産に不安がありました。何事もなく元気に産まれてきてくれて本当によかったです。

コロナ禍で異例が多かった出産の体験談です。

出産体験談

私にとっての初めての出産。分からないことだらけなのにコロナ禍のために「いつも通り」ができなくて不安ばかりでした。

妊娠初期から中期

妊娠が分かったのは緊急事態宣言が発出されていた2020年5月でした。先が見えない不安の中、子どもを授かったのは希望を与えられらたように感じました。

通院

自宅で妊娠検査薬を使用し、陽性だったので産院に向かいます。

実はこの時点で夫が仕事で首都圏へ行っていたため、事前に電話連絡をして事情を説明していました。

症状もなく感染の疑いが低いということで受け入れてもらいましたが、万が一のためしばらくは通院している人が少ない閉院間際の時間に診てもらうことになりました。

もちろん夫の付き添いはNGです。

妊娠が確認された時は嬉しさと同時にこの先どうなるのかと不安でした。

妊娠に伴う症状

初めは妊娠の実感はありませんでしたが、次第につわりがひどくなりました。

特に酷くなったのは12週辺りからです。職場が自宅から遠く通勤時間が長かったこともあり、遅刻や休むことが増えていました。

食事もまともに喉を通らず、飲み物を飲んだり栄養ドリンクを飲んだりするのが精一杯でした。妊娠4ヶ月になった頃には気づけば体重は5kgほど落ちていました。

一部の人にしか妊娠を伝えておらず、周りの人にとても心配されて心苦しかったです。それでも妊娠を周囲に伝えたのは安定期に入ってからでした。

そんなつわりも妊娠期間が6ヶ月になる頃にはピタッと治まり、食欲がモリモリ湧いてくるようになっていました。

この頃から胎動やしゃっくりをしているような振動も感じられるようになりました。

妊娠中期から後期

元々転職しようかと悩んでいたこともあり、退職して専業主婦になりました。おかげで家事をしながらゆったりと日々を過ごすことができました。

通院

一時夫はテレワークになっていましたが、首都圏への出張は続いていました。感染症対策のため私は実家で生活することになります。

ここから4ヶ月ほど夫と会えない日々が続きます。

実家は通院している産院から車で1時間半ほどの距離にあるので、転院せずにそのまま出産まで通い続けることにしました。

妊娠の経過は順調でした。唯一の気がかりといえば産院からの距離です。緊急時や陣痛がきた時に、産院が少し遠いのは大変かもしれないと思っていました。

もしもの時には両親にサポートしてもらう手筈となっていましたが、感染症対策のために産院は受け入れは妊婦のみとし、家族は立ち入り禁止とされていました。

妊娠に伴う症状

妊娠7ヶ月にもなるとお腹の重さで股関節や腰が痛むようになっていました。体のバランスが取りづらくなり足元も見えづらいため、ちょっとした段差に躓くことが増えたのもこの頃です。

9ヶ月頃にはケアしていたにも関わらず妊娠線が急激に増えました。

時々少量の出血があったり、胎動に痛みを感じることもありました。

夜中には、足がつったりお腹の重さで息苦しくなったりして、起きることがありました。

入院

予定日を過ぎてもおしるしや陣痛はありませんでした。予定日から1週間後にあたる日に陣痛促進剤を使った計画分娩をすることになったのです。

通院

妊婦健診は予定されている回数よりも1回多く通院しました。

そのとき出産の兆候がなければ、予定日から1週間後に当たる日に計画分娩をすると言い渡されました。

妊娠に伴う症状

臨月になると食欲を全く抑えることができず、急激に体重が増えていました。その影響か吐き気や便秘にもなりました。

さらに妊娠高血圧症候群の危険性が高くなってしまい、足のむくみが気になるようになっていました。

予定日が近づくにつれ不安が増し、情緒不安定にもなっていきました。そのせいか夜中に起きることが増えていました。

出産

夫が出張から帰ってきて2週間が開き、出産前になんとか自宅で2人でゆっくり過ごす時間を作れました。

出産直前には自宅から産院へ通うこともできました。

入院準備

計画分娩となったので精神的にも時間的にも余裕を持って入院準備物の最終確認ができました。自宅から産院へ行けるようになったこともあり、だいぶ緊張が和らぎました。

産院では入院前にPCR検査をしました。もしここで陽性だったらどうしようと少しドキドキしたのを覚えています。無事、陰性であることが確認できたので安心しました。

分娩台へ

陣痛促進剤は点滴で入れていきました。入院着に着替え、いつ出産を迎えてもいいように荷物を持って分娩室へ向います。

この時は貴重品とスマホに加えて産院側から言われたものと時間を潰す用の小説、そしてペットボトルストローをつけた飲み物を持っていきました。

朝からゆっくりと陣痛促進剤を入れ、夕方に本陣痛がくるように調整しているということでした。陣痛が来るまでの時間はリラックスして過ごせるように読書をしたり音楽を聴いたりして過ごしていました。

お昼ご飯も分娩台の上で食べることになりました。まだ陣痛は来ていませんし、一人ウキウキしながら食べていました。

ちなみにお昼ご飯は量が多いけどバランスの考えられた美味しいものでした(笑)

赤ちゃんと対面

昼食を食べ終えた直後、何かが弾けるような「パチン」という音が聞こえました。

何事かと考えているとおしりのあたりに温かくドロッとした感触が…破水したのです。慌ててナースコールを押して看護師さんに来てもらいます。

破水して出てきた羊水の処理をしているうちにみるみるお腹が痛くなっていきます。本陣痛が来たのです。そこからは怒涛の展開で、破水してから2時間半後には出産していました。

陣痛よりもいきみ逃しの方が辛かったです。もちろん陣痛も痛くて辛いのですが…。そして力みすぎて両腕が筋肉痛になりました…(笑)

出血量が多かったため貧血になってしまい、産後もずっと分娩室も分娩台も一人で1日中占領してしました。

計画分娩と言いつつ計画通りとはいかなかったわけですが、とても元気に産まれてきてくれたのでよかったです。

コロナ禍で立会い出産はできず、出産後も家族が会いに来ることができませんでした。そのためか、助産師さんが私のスマホで出産の様子を動画で撮影してくださっていました。そのおかげで産後すぐに産声を家族に届けることができたのです。

退院まで

感染症対策のため面会はできません。荷物の受け渡しは受付の方を通すことになっていて、直接会うことは禁じられていました。

家族や友人と会えない日々の始まりです。

出産の翌日から授乳が始まりました。母子同室ではなかったため、授乳の時間になると新生児室へ行きます。新生児と触れ合う前は手洗いと消毒を徹底していました。

空き時間は体のケアや睡眠時間にあてることができました。

それでも共用のシャワーを利用する時間が決まっていたり、サービスのマッサージをしてもらう時間が決まっていたり、病院内のコインランドリーで洗濯をしたりと意外と忙しかったです。

やることが沢山あるのに人と話す時間がほとんどなく、時々とても気分が沈んだり不安にかられたりすることもありました。

感染症対策のため食事はずっと部屋で1人で気が滅入ることもありました。通常であれば週に2回ほど、他の入院者と一緒に食事をとり話すことができたようです。

母子ともに健康かと思いきや、私は鉄分不足で鉄材注射を打つことになりました。息子は黄疸が出たために光線治療器に入ることに。

息子がいきなり治療することになり、とても動揺してしまいました。でもそれを直接誰かに伝えることができず、モヤモヤとした気分で過ごすことになってしまいました。

経過を見るため入院が1日延びてしまいましたが、退院する時には2人とも元気になっていました。退院後はしばらく実家で過ごすため迎えは両親に来てもらい、自宅に寄って夫と赤ちゃんがご対面。

その後、私は実家で体を休めながらの育児です。その間も夫は出張が続き、会えない期間がどんどん延びていきます。

次に夫に会えたのは息子が2ヶ月になった頃でした。今でも夫の出張が続いており、私と息子は自宅と実家とを行き来する生活が続いています。

通院時にあると便利なもの

妊娠が分かると健診のため定期的に産院へ通うことになります。その時にあると便利なものを紹介します。

通院時にあると便利なもの
  1. 母子手帳ケース
  2. エコー写真用アルバム
  3. 暇つぶしができるもの

1.母子手帳ケース

健診の時に必要なもの全てを入れておけば便利です。

診察券や保険証だけでなく、提出する書類や小銭を母子手帳ケースにまとめて入れておけば受付で慌てる心配もありません。

2.エコー写真用アルバム

健診の度にエコー写真をもらえるので最終的にたくさんになってしまいます。母子手帳に挟むだけだとバラけてなくしてしまう可能性もあるのでアルバムがあると便利です。

アルバムでなくてもエコー写真を入れるものがあればいいと思います。アルバムだといつのエコー写真か分かるように保管できるので見返しやすいです。

4.暇つぶしができるもの

産院では、予約していても待ち時間が長かったので待ち時間に暇つぶしができるものがあるといいと思います。

私は待ち時間で小野不由美さんの『十二国記』を夢中になって読んでいました。

出産/入院時に持って行くと便利なもの

パジャマなど必ず持っていくものを除き、出産から入院のときにあると便利なものを紹介します。

持って行くとよいもの
  1. ペットボトルストロー
  2. ポータブルミュージックプレイヤー
  3. 授乳クッション
  4. 生理用品
  5. 骨盤サポーター

1.ペットボトルストロー

本陣痛が来てからの水分補給はこれがないとできなかったのではと思うくらいです。体を起こすのも一苦労なので横になったまま水分補給ができるペットボトルストローは重宝しました。

出産後も体力を消耗して起き上がるのが辛かったので、その時もこれを活用していました。

百均でも売っていて手軽に購入できます。

2.ポータブルミュージックプレイヤー

産後は少しでも体を休めるためにと看護師さんに言われていたことがあります。

看護師さんに言われていたこと
  1. 短時間でも目を閉じる
  2. 目を休めることを意識する
1.短時間でも目を閉じる

寝ていなくても目を閉じることで疲れが取れるそうです。

ベッドに横になり体の力を抜いて目を閉じる時間を作るようにしていました。

2.目を休めることを意識する

本を読んだりスマホを見たりしたくなりますが目を使うことは体を疲れさせてしまうため、体を早く回復させるには控えるように言われていました。

このどちらも好きな音楽を聴きながら時間を過ごすとリラックスできるので、ポータブルミュージックプレイヤーがあるといいと思います。

3.授乳クッション

産院の方針にもよりますが、入院中から自前の授乳クッションを使って授乳をして使い慣れるために必要です。

授乳クッションを購入するつもりはない、母乳ではなくミルクで育てる予定の方はなくても問題ありません。

授乳クッションについてはこちらの記事でも紹介していますのでご覧ください。

4.生理用品

悪露の量が減ってくるとお産用パッドは持て余してしまうので、生理用品を使うようになりました。

産院の売店で売っている場合もありますが持っていくと安心です。

鈍角
鈍角

入院中は外来の患者との接触を避けるため入院者は売店の利用を禁じられていました。入院の荷物に含めておいてよかったです。

5.骨盤サポーター

出産直後から腰が痛くてたまりませんでした。特に授乳のときは体に力が入ってしまったり、長時間同じ姿勢でいたりするので痛かったです。

他にも日常のちょっとした動きで腰が痛むのでサポーターは手放せませんでした。

まとめ

自身の出産の前にたくさんの体験談を読んだり身近な人から話を聞いたりして、出産の時をイメージしていました。

そのおかげもあって不安だけれどもしっかりと心の準備、荷物の準備はできていたと思っています。

ただ陣痛の痛みは覚悟できていたものの、いきみ逃しの辛さは覚悟できていませんでした。

妊娠も出産も大変なものでしたが、それを乗り越えて息子がすくすくと元気に順調に成長してくれているのが喜びです。

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