親知らずを抜いたときの食事の話

親知らず
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先日、親知らずを抜いてきました。

生えたままにしておくとトラブルを起こしやすい親知らず。

どんなトラブルが起こるのか、抜歯後はどんなものが食べられるのか紹介します。

親知らずとは

親知らずとは歯の最奥に生える永久歯のことです。

生えない人や、歯が横向きで歯茎から出てこない人もいます。

そういった場合は問題ありませんが、他の歯と同じように親知らずが生えている場合は歯垢が溜まりやすく、口内トラブルが起こりやすくなります。

親知らずによるトラブル
  • 虫歯
  • 歯肉炎
  • 手前の歯の根の吸収

親知らずによるトラブルの詳しい内容は歯科医師協会のサイトをご覧ください。

抜歯から抜糸まで

経緯

歯石取りのメンテナンスのため十何年ぶりかに歯医者へ行った際、レントゲンを取られて歯をチェックされました。

そこで初めて親知らずが生えていることを知りました…。

私の場合は親知らずが少し頭を出している状態でした。これでは手入れがしづらくトラブルの原因になるので、トラブルが起こる前に抜歯することになりました。

歯茎を切開する必要もない簡単な施術です。

抜歯

抜いたのは左下顎の1本のみです。施術は10分ほどでした。

麻酔が効くまでの待ち時間もあったので歯を抜く時間はもっと短かったと思います。

歯を抜く時は痛みはないものの、ゴリッとかガッとか音が結構響いて怖かったです…。

歯を抜いた後はいくつか注意することがありました。

注意事項
  • 唇を噛んだり熱いもので火傷をしないように気をつける
  • 飲酒、入浴、激しい運動はしない
  • 指や舌で傷口に触らない
  • 出血中の歯磨きは歯磨き粉を使わない
  • 薬は指示通りに飲む

麻酔が効いている間から2,3日は特に注意が必要だそうです。

出血が多い可能性もあるので、歯医者にて渡される分とは別にガーゼを用意しておくと安心です。

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鈍角
鈍角

私の場合、麻酔が切れたあとはガーゼを噛んでいる間は痛みが軽減されたので多めに用意しておくのがおすすめです。

ちなみに麻酔や痛み止めの薬も含んだ治療費は7,790円、そのうち自己負担額は2,340円でした。

抜糸

抜糸は5分程で完了しました。歯医者の往復と待ち時間の方が長い…。

縫合糸による違和感もなくなってスッキリ!

抜糸後についても特に注意事項を言われることもありませんでした。

この時の治療費は2,820円、そのうち自己負担額は850円でした。

抜歯後の食事

抜歯して出血してる中、何を食べたらいいの…?と震えることになってしまったので事前に調べておくことはとても大切だと感じました(日記)。

抜歯後しばらくは傷口の治癒を妨げないように、食事内容に気を遣う必要があります。

特に親知らずの抜歯の場合は、噛む力に影響を及ぼす恐れがあるので柔らかくて刺激の少ない食べ物を選びましょう。

抜歯してすぐ

親知らずを抜いて出血や痛みがある中の食事になる可能性が高いです。

プリンやアイスクリーム、ゼリーなどの冷たくて柔らかい食品は痛みを鎮められます。

冷たさが腫れを抑えるのに役立つのでおすすめです。

また、ヨーグルトや豆腐などの乳製品や豆製品は、柔らかいため負担が少なく、栄養価も高いため、抜歯後の食事として適しています。

1日目(抜歯の日)

食べられた食材例
  • 液体カロリーメイト
  • ゼリー
  • ヨーグルト

抜歯した日は痛くてものを噛めないので、ゼリーなど噛まなくて済むものでなんとか腹を満たすことになりました。

不健康極まりない食事でしたが、抜歯は夕方だったので夕食1食がこんな感じでした。

ちなみにinゼリーも用意していましたが出血してる中、ゼリーを吸うと血もたくさん出るような気がしたので断念しました。。

このとき初めてカロリーメイトリキッドのカフェオレ味を飲みました。

味の輪郭がないというか、カフェオレではなくカフェオレ味というのが感想です。

美味しくないわけではないけど期待して飲むのは違うかなという感じ。

出血が止まってから

温かい食事を摂る際は、傷口を刺激しない程度の温度にすることが大切です。

お粥や温かいスープは消化が良く抜歯後の弱った口内環境にもむいています。

食べられた食材例
  • お粥やお茶漬け
  • パン
  • スクランブルエッグ

2日目

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お粥やお茶漬け、柔らかいパンなどを中心に食べていました。

温かいものはぬるいと感じるまで冷まして、抜歯をしたのとは反対側の奥歯で嚙むようにしていました。

痛みがあり時々出血もしていたので、医師からの指示通りに硬いものや熱いものはまだ避けてました。

3日目以降

少し腫れはあるものの、だいぶ痛みが軽減していたので、軟らかく煮たうどんやスクランブルエッグなどが食べられるようになっていきました。

硬いものは避けた方がよさげですが、ある程度であれば難なく食べられます。

また出血があると大変なので、抜歯した側で噛むのを避けるように気をつけてはいました。

抜歯から6日目になる頃には抜歯した側でもものを噛めるようになりました。

痛みはほとんどなく多少の違和感が少し残る程度で食事には大して影響はありません。

抜糸後

抜歯後は通常7日から10日で抜糸となります。

抜糸後は違和感もなくなり、普段通りの食事を普段通り食べることができるようになりました。

が、しかし。

抜糸したことで親知らずがあった場所がクレーターのようになっていて、コーンや納豆のような粒が引っかかって取れにくいことがありました。

それも1ヶ月くらいしたら収まりました。

早く傷口を治すためにも、噛む力が必要とされる堅い食べ物や、粒が傷口に挟まる可能性のあるナッツ類は避け、ビタミンやミネラル、たんぱく質をしっかりと摂取できる食事を心がけしましょう。

まとめ

まとめ
  • 抜歯してから抜糸するまでは1週間程度
  • 傷の経過を見て食べられるものを選ぶ
  • 治療費の自己負担額は計3,000円前後
  • 医者の指示は守りましょう

痛くて物を噛めないのは2日程でしたが、物を食べられないというのは辛いです。

特に今回は親知らずを抜いただけで食欲が減退するようなこともなかったので空腹を覚えるけど食べられるものが限られるというのがストレスでした。

4ヶ月たった今では抜歯の跡に食べ物がひっかかるということもなく、親知らずが生えていたのが信じられないほど綺麗に塞がっています。

親知らずを抜いたが側の歯の一部が口の内側を向いていたのですが、上向き(正常な向き)になって歯並びが良くなったのはラッキーでした。

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