木曽義仲ゆかりの埴生護国八幡宮(富山県小矢部市)へ参拝

埴生八幡宮
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久しぶりに一人で外出する時間ができたので趣味の寺社巡りに行ってきました!

今回訪れたのは富山県小矢部市にある埴生護国八幡宮です。見どころと御朱印を紹介します。

基本情報

社名埴生護国八幡宮
所在地〒933-0836
富山県小矢部市埴生2992
公式HPhttps://hanyu.main.jp/index.html
連絡先TEL & FAX : 0766-67-1220
※宝物殿の拝観などの事前予約連絡先
アクセス▼車
北陸自動車道「小矢部IC」から車で約6分

▼電車
あいの風とやま鉄道『石動駅』下車後タクシーで約6分

マップ

御祭神

主神は八幡大神(はちまんおほかみ)です。仏教徒のかかわりも深く、八幡大菩薩とも称せられます。

合祀されているのは神明宮、住吉社、出雲社、埴安姫社、天満宮、諏訪社、東照宮などです。

鳩が八幡大神の神使とされているので鳥居にかかる額の「八」の字は鳩の形になっています。

ご由緒

木曾義仲が俱利伽羅峠の戦いの際に祈願したとして知られています。

江戸時代初めに凶作が続いた際に前田利長公が祈願したことで、「護国」の号を与えられました。

創建は奈良時代の養老年間に宇佐八幡宮の御分霊を勧請したそうです。天平時代には国守であった大伴家持が祈願したとも伝えられています。

平安時代後期には石清水八幡宮の荘園でもありました。

鈍角
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古くから人が住んでいる歴史のある土地のようです。

見どころ

埴生護国八幡宮の見どころを簡単に紹介します。

見て回っている途中で天気が崩れたので写真があったりなかったりします。ご了承ください。

木曾義仲公の銅像

大きさが日本一の木曽義仲像です。昭和58年に源平倶利伽羅合戦が800年を迎えた記念に建立されました。

大きいのでとても存在感があります。その大きさゆえに義仲公の顔までは見えませんでした。

石段

鳥居から覗いた石段です。103段あります。階段脇の下段と中段あたりに狛犬が置かれています。

階段の両脇は木が茂っていて、ご神木の杉を見ることができます。

階段はかつて108段あったそうですが、鳥居の出前の参道の階段は現在は坂道になっています。

段が高いわけでもないので少し疲れた頃に天辺にたどり着きました。雨の日は足元が滑りやすいので気を付けてください。

石段手前にある鳥居脇に札所があり、御朱印やお守りなどが置いてあります。

鳩清水

手水の水は倶利伽羅山中の鳩清水の滝を水源としている湧水です。「とやまの名水」に選ばれています。

手水鉢は鳩清水が自然石を彫り抉ったものが使用されています。

社殿

本殿・釣殿・幣拝殿の三棟が国指定の重要文化財です。

拝殿の縁側には建物の説明板があります。また御朱印やお守りなどが置いてあります。

西側に宝物殿があり、県指定文化財の古文書等が納められています。なお、宝物殿の拝観は事前予約が必要です。

御朱印

3種類の御朱印があります。書き置きの御朱印が、社殿縁側または階段下の札所にて授与いただけるようになっていました。

いずれも無人なので御朱印の日付は自身で記入する必要があります。

帳面に直接記入を希望する場合は宮司宅へ、不在の場合はご容赦くださいとのことです。

埴生護国八幡宮の御朱印

押印は中央に「護国八幡宮」、左下に「義仲公祈願社」、右下に「越中國●礪波郡埴生村鎮座」となっています。

初穂料は300円です。

鈍角
鈍角

右下の印の書き起こしで●にした部分は読めませんでした。何という文字でしょう?

埴生染の御朱印

神域で採取した赤土や黄土(埴生の土)で染めた和紙を用いた御朱印です。和紙に押印されているのは埴生護国八幡宮最古の印。

埴生の黄土色にはかつて守護や開運の力があるとする信仰がありました。

初穂料は300円です。

水紋の御朱印

鳩清水を使用した墨流しの技法で、和紙に水紋を写し取った御朱印です。

水紋は同じものが一つとしてないので唯一無二の御朱印になります。

初穂料は500円です。

近くの観光地

医王院

埴生護国八幡宮から3分ほど歩いた位置にあります。

浄土宗の寺院で薬師如来と阿弥陀如来が本尊として祀られています。境内には閻魔堂があり、こちらは閻魔大王が本尊です。

住職宅にて御朱印をいただけますが、訪ねた日はあいにくの不在でした。

若宮古墳

医王院の裏手の階段を上り、墓地を抜けると若宮古墳公園がありました。

古墳の上に登ることができるようになっていて、高いところから小矢部市と隣接する砺波市、南砺市の景色が見渡せました。

倶利伽羅古戦場

木曽義仲と平維盛と対戦した源平倶利伽羅合戦の舞台となった古戦場です。

埴生護国八幡宮近くからハイキングコースを辿ることができるようになっています。

県定公園になっていて、春には八重桜が咲き誇るので見ごたえがあるようです。

寄り道

おやたま食堂

腹ごしらえに、八幡宮から359号線に抜ける道沿いにあるおやたま食堂を訪ねました。

券売機で食券を買ってオーダーしたら番号札が渡され、呼ばれたら取りに行くというセミセルフ方式です。

火ね鶏塩ラーメンと卵かけご飯のセットを注文しました。これで1,100円です。

ラーメン

あっさりとしたスープだけれど塩味が効いていて美味しい!

火ね鶏はコリコリとした食感で食べ応えがあります。

ちなみに「火ね鶏」とは、卵を産まなくなった鶏「ひねどり」に漢字をあてた造語で、小矢部市のブランド鶏です。

卵かけご飯

注文時に卵と醤油をそれぞれ選びます。

卵は「マリンエッグ」「くりからハーブ」「 日本海食べてご卵」の3種類から、醤油は「たまごにイイ醤」「かつおくん」「かけて〇醤油」の3種類から選べます。

この日は「マリンエッグ」と「かけて○醤油」を選びました。

卵は濃厚、いつもの卵よりも黄色味が濃い。味も濃いのか、甘さを感じました。

2023年12月24日で閉店予定

残念ながら2023年12月24日で閉店だそうです。気になる方はお早めに訪ねてみてください。


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