「ハイキュー!!展」に行ってきました。訪れたのは富山会場です。コロナ禍で外出を控える中、久しぶりに楽しみなお出かけでした。
『ハイキュー!!』とは
2012年2月〜2020年7月に週刊少年ジャンプで連載されていたバレーボール漫画です。
作者は『アソビバ。』や『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』で知られる古舘春一さんです。作者自身もバレーボーラーでポジションはミドルブロッカーだったようです。
主人公の日向や烏野高校排球部員の成長する姿はもちろん、バレーボールという競技の魅力や面白さが伝わってきます。アニメ化、舞台化もされている注目作品です。
さらに本編では描かれなかった話を収録した『ハイキュー!!ショーセツバン!!』や、ちょっとおふざけもある公式スピンオフの『れっつ!ハイキュー!?』という作品もあります。
あらすじ
烏野高校に入学した日向翔陽はバレーボール部に入部します。日向は烏野高校の試合中継を見たことがあり、活躍していた「小さな巨人」と呼ばれたエースの選手に長年憧れていたのです。
するとそこには中学最後の大会で敗北し、リベンジを誓った相手の影山飛雄がいました。影山は「コート上の王様」と呼ばれる天才セッターです。
2人は反発しあいながらもよきライバル、よきチームメイトとして切磋琢磨し、部員全員に刺激を与えていきます。
日向は高い身体能力で低身長を補い、情熱を持って真摯にバレーボールと向き合います。
チームメイトに支えられ、他校のライバルに刺激され、どんどん成長していく日向。影山と2人、「変人速攻」というクイック攻撃を編み出して試合で活躍します。
全国大会を目標に、烏野高校排球部の全員が努力したり工夫を凝らしたりしながら成長していきます。
勝利と敗北、挫折と葛藤を乗り越えながら高校時代の部活動に打ち込んだ日向。さらに自身の技術を磨き成長するため、高校卒業後には誰もが驚く進路を選ぶのでした。
「ハイキュー!!展」とは
『ハイキュー!!』の完結を記念して開催されている原画展です。生原稿や書き下ろしイラストが、インハイ予選や春高予選といったコーナーごとに展示されます。
複製原画や描き下ろしイラストのポストカードなど「ハイキュー!!展」オリジナルのグッズ販売もあります。
仙台を皮切りに2020年9月から全国を巡回するように開催されています。
- 仙台(2020年9月19日~10月25日)
- 東京(2020年12月26日~2021年1月17日)
- 名古屋(2021年3月17日~4月5日)
- 福岡(2021年4月15日~5月4日)
- 富山(2021年7月29日~8月16日)
- 大阪(2021年9月8日~9月27日)
- 札幌(2021年10月20日~11月8日)
「ハイキュー!!展」感想
来場者が多く、作品の人気の高さを体感しました。若い人が多いように感じましたが、幅広い年代の人が訪れていました。
展示
私はそもそも、漫画の生原稿を見たのは初めてでした。自分で描こうと思ったこともないので知識も全くありません。
漫画を描いたことのある人に比べれば気がつくことや感動が少ないのかもしれません。それでも迫力のある場面での線の力強さやトーンの丁寧さ、色の塗り方などには私なりに感動しました。
そして枠外の落書きやヒナガラスを見つけるのは単純に面白かったです。
描き下ろしイラストや続編的な短編漫画もあり、とても楽しめました。
来場者特典
来場者特典は描き下ろしクリアカードです。来場日によってもらえる絵柄が変わります。
私が訪れた日は「烏野高校1年生」でした。月島と影山が睨み合ってるのが2人らしくていいですね!
主要キャラクターの中ではこの5人が1番好きかもしれません(笑)
他にも烏野高校3年生や2年生、他校のライバルが描かれているクリアカードが全14種類あります。
どんな絵柄があるのかは公式サイトの来場者特典ページで確認できますのでご覧ください。
「排球箱」
グッズ付きチケットを購入していた際にもらえるのが「排球箱」です。メモ帳2つとステッカー2枚が入っていました。
メモ帳は牛島若利と及川徹の2人、黒尾鉄朗・孤爪研磨と木兎光太郎・赤葦京治の4人が表紙になっているものの2種類でした。
ステッカーはメインキャラクターたちと日向・影山との2種類でした。
そしてメモ帳とステッカーが入っていた箱は烏野高校排球部のスタメン6人でした。素敵なアイテムです。
グッズ
個人的にヒットしたのは「北さんのちゃんと米袋きんちゃく」です。これをグッズ化するセンスが最高ですよね!
他にもTシャツやマグカップ、クリアファイルやアクリルスタンドなどたくさんありました。ユニホームやタオル、アド郎とジャカ助のポーチなどは本当にVリーグのグッズにありそうなものでした。
まとめ
息子も連れていったのであまりゆっくりは見られませんでしたが、それでもとても楽しめました。
『ハイキュー!!』はとても好きな漫画で、バレーボールは好きな競技なのでこれからも人気作品であってほしいと思います。
そして、かつてバレーボラーだった身としては作品を通してバレーボールという競技に興味を持つ人、応援する人が増えるといいなと思います。
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