哺乳瓶は赤ちゃんが生まれるとなればまず準備するものの一つでしょう。
私自身、出産に向けて必要なものをそろえる際、赤ちゃんに必要なもので最初に思いついたのが哺乳瓶でした。
いざお店に行くと思っていたよりも哺乳瓶の種類が多い!
何を選ぶのがいいのかとても悩みました。私が買う時に重視したのは”長く使える”ものであるということでした。
最初は条件がそれくらいしか思いつかなかったのです。
そこで、実際の使用感をお伝えしたいと思います。
これから哺乳瓶が必要になる方、今使っているものが子供にあっているか不安な方、あくまで個人の感想ですがぜひ哺乳瓶選びの参考にしてください。
母乳実感 乳首直付け式哺乳瓶
- 少量のミルクを作りやすい
- ガラス製なので冷ましやすい/温めやすい
- 母乳を飲んでいるときに近い感覚で哺乳できる
- 部品が少ないので洗う手間が少ない
この哺乳瓶は産院からの出産祝いとしていただき、生後1ヶ月ほど使用していました。
1.少量のミルクを作りやすい
ミルクと母乳混合でも使いやすいのがポイントです。
実際、私も母乳をあげた後に「20mlだけミルクを追加したいんだよなぁ…」ということがありました。
その量を作るとなると、自分で用意していた240mlまで作れる大きめの哺乳瓶には細かい目盛りがなくて不便でした。
その点、この哺乳瓶は目盛りが細かいので少量でも作りやすいです。
2.ガラス製なので冷ましやすい/温めやすい
熱が伝わるのが早いおかげで、お腹が空いて泣いてる息子を待たせる時間が短く済みました。
できたてのミルクを冷ますのはもちろん、搾乳した母乳を入れて温めるのにも便利です。むしろ温めすぎないように注意が必要になります。
3.母乳を飲んでいるときに近い感覚で哺乳できる
哺乳運動の研究から開発された母乳を飲んでいるときに近い感覚で哺乳できる乳首なので、母乳育児をしたいけどまだ十分な量が分泌されないという方も安心して使えます。
4.部品が少ないので洗う手間が少ない
新生児は授乳の回数が多くなります。同じだけ哺乳瓶を洗う回数があるんです。できるだけ手間は省きたいですよね。
この哺乳瓶のパーツは乳首と瓶の2つだけなので洗うのには時間がかかりません。サッと洗って消毒してすぐに使うことができます。
母乳実感 プラスチック製 広口タイプ哺乳瓶240ml
- 乳首のサイズを変えられるので長く使える
- プラスチック製で軽いので持ち運びがしやすい
- 口が広いので瓶の底まで洗いやすい
新生児期に比べ飲む量が多くなり、飲む間隔も開き始めた頃からこの哺乳瓶を常用しています。
こちらも母乳を飲んでいるときに近い感覚で哺乳できる乳首なので、母乳育児との併用がしやすいです。
乳首直付け式のものより少し乳首の口にあたる部分が広くなっているためか、息子は慣れるまで時間がかかってしましたが今では問題なく使えています。
1.乳首のサイズを変えられるので長く使える
成長に合わせて付ける乳首の穴サイズを変えることができるので1つを長く使えて経済的です。240mlであれば飲む量が増えてもしばらく使えるので助かっています。
ちなみに付け替える乳首は、目安の月齢ごとに売っています。
買い替えを忘れたときは息子が哺乳瓶を嫌がるようになっていました。使う時は月齢にあった乳首を使っているかしっかりとチェックしてくださいね。
2.プラスチック製で軽いので持ち運びがしやすい
大きくなればお出かけが増えるようにもなります。
どうしても着替えやオムツで荷物がいっぱいになり重たくなるので、哺乳瓶はプラスチック製の軽いものがおすすめです。
また子供が自分で哺乳瓶を持って飲むようになっても軽いので、落として怪我をする心配がありません。
3.口が広いので瓶の底まで洗いやすい
この哺乳瓶は広口タイプなので調乳しやすく、瓶の底まで洗いやすいです。
転がりにくい楕円形になっているので洗う時も持ちやすく底まで楽々洗うことができます。
乳首直付けタイプに比べ部品は1つ多くなってしまいますが、お手入れしやすいです。
母乳実感 プラスチック製 広口タイプ哺乳瓶160ml
- 母乳のあとに少量飲ませたいという時に便利
- コンパクトに持ち運べる
- 搾乳器に使いやすい
240mlサイズの哺乳瓶と違うのはサイズのみです。こちらは特に母乳との混合の方におすすめしたい哺乳瓶です。
乳首直付けタイプを購入された方は生後2ヶ月以降、こちらを使うことをおすすめします。
1.母乳のあとに少量飲ませたいという時に便利
月齢が小さいうちや、母乳のあとにミルクを足す場合、時間帯によってミルクを何ml作るのかはまちまちになりがち。
大きめの哺乳瓶を使うと洗う時に洗剤を無駄に使っている気がしたり、消毒の時にはスペースを取られて手間がかかることもありました。
このサイズの哺乳瓶はそんな悩みを解消できます。
早いうちに買っておけば、乳首直付けタイプ⇒160mlタイプ⇒240mlタイプ と時期に合わせた使い方もできるでしょう。
私は240mlタイプを使っているうちに160mlタイプが欲しくなり、追加購入しました。
2.コンパクトに持ち運べる
飲む量が多くなる前のお出かけの時に大きな哺乳瓶は持っていくのが手間でした。
160mlタイプは240mlタイプに比べて荷物の容量を減らせます。
3.搾乳器に使いやすい
搾乳器とセットになっていることが多いので、搾乳のために追加で買うかは個人の判断になります。が、搾乳器を使う回数が多い方は購入をおすすめします。
搾乳器を使う時、大きな哺乳瓶では目盛りが見えづらくなったり、体勢によっては何かにつかえてしまったりして絞りづらいです。
私は手動タイプの搾乳器を使っています。搾乳したものは冷凍せず冷蔵庫へ入れておき、次の授乳で飲ませています。
そうすると1本だと搾乳器が使えないタイミングができてしまうので2本必要でした。
搾乳したものの保管に母乳フリーザーパックを使うのもいいですが、すぐに飲ませるのであれば洗い替えとして追加で哺乳瓶を買っておくのもよいと思います。
まとめ
ここで紹介した哺乳瓶は、容量が異なっても同じ乳首をつけることができ、経済的です。
我が家では紹介したものに加えて330mlの哺乳瓶を購入しました。が、正直持て余しています。
なぜなら母乳の分泌量が急激に増え、哺乳瓶を使ってミルクを飲ませる回数が減ったためです。
これは本当に予想外でした。育児は思った通りにならないとよく耳にしますが、その通りだと実感したものです。
こんな話をしては哺乳瓶の購入を躊躇されるかもしれませんが、授乳は1回にかかる時間も長く回数が多くて負担になりがちです。
哺乳瓶を使う見込みの方は”自分と子供に必要なもの”をそろえてください。
- 乳首直付けタイプと160mlタイプの購入がおすすめ
- 哺乳瓶が小さいと感じたら240mlを追加購入
- 2本以上あると安心
以上、実際に使っての感想でした。哺乳瓶選びの参考になれば嬉しいです。
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