哺乳瓶は赤ちゃんが生まれるとなればまず準備するものの一つですよね。
私自身、出産に向けて必要なものをそろえる際、最初に思いついたのが哺乳瓶でした。
でもいざお店に行くと思っていたよりも哺乳瓶の種類が多い!
思わず哺乳瓶売り場で立ち尽くしました…。
何を選ぶのがいいのかとても悩むので、哺乳瓶選びの参考になるよう使用感をお伝えします。
これから哺乳瓶が必要になる方、今使っているものが赤ちゃんにあっているか不安な方、あくまで個人の感想ですが哺乳瓶選びの参考にしてください。
おすすめ哺乳瓶
母乳と粉ミルクの混合だったため、購入時に重視したのは「長く使える」かつ「母乳との併用がしやすい」ものであるということでした。
ピジョンの母乳実感シリーズ
おすすめはピジョンの母乳実感シリーズの哺乳瓶です。
- 母乳を飲んでいるときに近い感覚で哺乳できる
- 乳首のサイズを変えられるので哺乳瓶を長く使える
- さく乳機と併用できる
母乳を飲んでいるときに近い感覚で哺乳できる
哺乳運動の研究から開発された母乳を飲んでいるときに近い感覚で哺乳できる乳首なので母乳育児との併用がしやすいです。
母乳の分泌量が少ない時期からでも安心して使用できます。
母乳育児だとよく耳にするのが哺乳瓶を咥えてくれないことですが、息子の場合はこちらの哺乳瓶を拒否することはありませんでした。
乳首のサイズを変えられるので長く使える
乳首は月齢に合わせてサイズ展開されているので哺乳瓶を長く使うことができて経済的です。
240mlタイプの哺乳瓶であれば飲む量が少なめの時期~増えてもしばらく使えるので助かります。
付け替える乳首は、目安の月齢ごとに販売されています。
月齢が上がっているのに乳首の付け替えを忘れたときは息子が哺乳瓶を嫌がるようになっていました。
授乳が上手くいかないときは月齢にあった乳首を使っているか、しっかりとチェックしてください。
さく乳器と併用できる
さく乳器は飲み残しや圧抜きなど、母乳を取るアイテムです。
さく乳器で母乳を取って保管しておけば、母乳育児でも外出がしやすくなります。
私は手動タイプのさく乳器を使っています。
母乳実感シリーズの哺乳瓶をさく乳器にセットしてさく乳すれば、そのまますぐに授乳できるので便利です。
ピジョンの母乳実感シリーズの使用感
ピジョンの母乳実感シリーズの実際の使用感を紹介します。
乳首直付け式哺乳瓶
この哺乳瓶は入院中に使用し、その後産院からの出産祝いとしていただいて生後1ヶ月ほどまで使用していました。
少量のミルクを作りやすい
飲む総量が少ない時期のミルクと母乳混合でも使いやすいのがポイントです。
実際、私も母乳をあげた後に「20mlだけミルクを追加したいんだよなぁ…」ということがありました。
自分で用意していた240mlまで作れる大きめの哺乳瓶では細かい目盛りがなくて不便でした。
その点、この哺乳瓶は目盛りが細かいので少量でも作りやすいです。
ガラス製なので冷ましやすい/温めやすい
熱が伝わるのが早いおかげで、お腹が空いて泣いてる息子を待たせる時間が短く済みました。
できたてのミルクを冷ますのはもちろん、さく乳した母乳を入れて温めるのにも便利です。むしろ温めすぎないように注意が必要になります。
部品が少ないので洗う手間が少ない
新生児は授乳の回数が多くなります。同じだけ哺乳瓶を洗う回数があるんです。
できるだけ手間は省きたいですよね。
この哺乳瓶のパーツは乳首と瓶の2つだけなので簡単に洗えます。
新生児期はなにかと忙しいので手間がかからないのは本当に助かりました。
プラスチック製 広口タイプ哺乳瓶240ml
- プラスチック製で軽いので持ち運びがしやすい
- 口が広いので瓶の底まで洗いやすい
新生児期に比べ飲む量が多くなり、飲む間隔も開き始めた頃からこちらの哺乳瓶を常用しています。
乳首直付け式のものより少し乳首の口にあたる部分が広くなっているためか、息子は慣れるまで時間がかかってしましたが慣れれば問題なく使えます。
我が家では2本用意しました。
プラスチック製で軽いので持ち運びがしやすい
大きくなればお出かけが増えるようにもなります。
子連れのお出かけ荷物はどうしても着替えやオムツでいっぱいで重たくなるので、哺乳瓶はプラスチック製の軽いものがおすすめ。
また月齢が進み、赤ちゃんが自分で哺乳瓶を持って飲むようになっても、軽いので落としたときに怪我をする心配がありません。
口が広いので瓶の底まで洗いやすい
この哺乳瓶は広口タイプなので調乳しやすく底まで洗いやすいです。
転がりにくい楕円形になっているので洗う時も持ちやすく底まで楽々洗うことができます。
乳首直付けタイプに比べ部品は1つ多くなってしまいますが、お手入れしやすいです。
プラスチック製 広口タイプ哺乳瓶160ml
- 母乳のあとに少量飲ませたいという時に便利
- コンパクトに持ち運べる
- さく搾乳器に使いやすい
240mlサイズの哺乳瓶と違うのはサイズのみです。
こちらは特に母乳との混合の方におすすめしたい哺乳瓶です。
乳首直付けタイプを購入された方は生後2ヶ月以降、こちらを使うことをおすすめします。
母乳のあとに少量飲ませたいという時に便利
月齢が小さいうちや母乳のあとにミルクを足す場合、時間帯によってミルクを何ml作るのかはまちまちになりがち。
大きめの哺乳瓶を使うと洗う時に洗剤を無駄に使っている気がしたり、消毒の時にスペースを取られて手間がかかることもありました。
160mlサイズの哺乳瓶はそんな悩みを解消できます。
早いうちに買っておけば、「乳首直付けタイプ⇒160mlタイプ⇒240mlタイプ」と時期に合わせた使い方もできるでしょう。
私は240mlタイプを使っているうちに160mlタイプが欲しくなり、追加購入しましたがもっと早く購入しておけばよかったと後悔しています。
コンパクトに持ち運べる
飲む量が多くなる前のお出かけの時は大きな哺乳瓶を持っていくのが手間でした。
160mlタイプは240mlタイプに比べて荷物の容量を減らせます。
さく乳器に使いやすい
さく乳器とセットになっていることが多いサイズです。
さく乳器を使う回数が多い方は購入をおすすめします。
さく乳器を使う時、大きな哺乳瓶では目盛りが見えづらくなったり、体勢によっては何かにつかえてしまったりして絞りづらいですが160mlタイプはそれがありません。
さく乳した母乳は冷凍せず冷蔵庫へ入れておき、次の授乳で飲ませています。
1本だと消毒やらなんやらで、さく乳器が使えないタイミングができてしまうので2本必要でした。
さく乳したものを保管するに母乳フリーザーパックを使うのもいいですが、さく乳後すぐに飲ませるのであれば洗い替えとして追加でこちらの哺乳瓶を買っておくのもよいと思います。
哺乳瓶のお手入れ
赤ちゃんの口に入るものなので哺乳瓶の洗浄や消毒には気を使いたいですよね。
そんなときにおすすめなのがこちら!
洗浄から消毒まで必要なアイテムがそろったセットになっているので、これがあれば安心です。
洗浄
哺乳瓶の使用後はできるだけすぐに洗浄しましょう。
すぐに洗えないときはぬるま湯につけておくとミルクがこびりつかず、簡単に洗浄できます。
哺乳瓶と乳首が洗いやすい道具があるのでそちらを使うのがおすすめ。
消毒
哺乳瓶の使用後は洗浄し毎回消毒までしましょう。
消毒液を使用する
哺乳瓶専用の消毒液につけて消毒する方法です。
消毒液に1時間以上つけておくだけで、しっかり殺菌と消毒をしてくれます。
消毒液は24時間もの間、消毒・除菌効果が続きます。
消毒が終わった哺乳瓶を使用するときは、水でよくすすいで水気を切るだけでOKです。
煮沸消毒
煮沸消毒とは鍋にお湯を沸かして洗浄した哺乳瓶・乳首・キャップ・フードを入れて火にかけ沸騰させる消毒方法です。
消毒時間は沸とう後3~5分程と消毒液を使うよりも短時間で済みます。
火を使う時は目を離せないのでワンオペの方は消毒液を使用する方がいいかもしれません。
哺乳瓶の乳首を変えるタイミング
哺乳瓶の乳首を変えるタイミングはこちら。
- 月齢が上がる
- 飲みっぷりが悪くなる
- 乳首を口に入れるのを嫌がるようになる
赤ちゃんは成長するにつれて増える飲む量が増えて吸う力も強くなります。
飲むのに時間がかかるようになったり、いつも飲める量が飲めなくなったりしたときは乳首の替え時かもしれません。
まとめ
ここで紹介した哺乳瓶は容量が異なっても同じ乳首をつけることができるので経済的です。
我が家では紹介したものに加えて330mlの哺乳瓶を購入しました。
が、母乳の分泌量が急激に増え、哺乳瓶を使ってミルクを飲ませる回数が減ったために正直持て余しています。
これは本当に予想外でした。
育児は思った通りにならないとよく耳にしますが、こんなところでもと驚きました。
こんな話をしては哺乳瓶の購入を躊躇されるかもしれませんが、授乳は1回にかかる時間も長く回数が多くて負担になりがちです。
哺乳瓶を使う見込みの方は自分と赤ちゃんに必要なものをそろえてください。
以上、実際に使っての感想でした。哺乳瓶選びの参考になれば嬉しいです。
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