2023年秋から注文住宅を建てるために動き出し、2025年春、無事に新築一戸建に入居しました!
私、鈍角は人生初の戸建て住宅暮らしになります。
建築士の資格を持つ夫が主体となって作り上げた注文住宅です。
家を建てるにあたって一番時間をかけたのが土地探しです。
家を建てようと決めたとき、最初に直面したのが「どこに建てる?」という土地選びの壁でした。
ハウスメーカーや間取りに目が行きがちですが、「そもそもどこに住むか」が決まらないと話は進まないんですよね。
我が家が土地選びで重視した条件と迷った土地のエピソードも交えながら、実際にどんなふうに探して、どう決断したのかをお伝えします。
土地選びで大切にした4つの条件
土地探しの際に特に重視した4つの条件があります。
条件すべてを満たした土地には出会えませんでしたが、優先順位をつけておいたり土地選びの基準をしっかり持っておくことは大切だと思います。
- 夫の通勤に支障が出ないこと
- 日々の生活に不便がない場所
- 子どもが高校まで通いやすいエリア
- 土地の価格は1500万円以内
1. 夫の通勤に支障が出ないこと
一番最初に考えたのが夫の通勤のしやすさでした。
できれば徒歩圏内が理想。最悪でも、公共交通機関で無理なく通える範囲にしたいという希望がありました。
特に北陸の冬は雪も多く、毎日の車通勤は正直つらい…。
「天候に左右されず通勤できるか」は、私たちにとって大きなポイントでした。
2. 日々の生活に不便がない場所
スーパーやドラッグストアが遠いと、それだけで生活のストレスが増えてしまいます。
特に小さな子どもがいると徒歩や自転車でサッと行ける距離感がとても大切。
「買い物のたびに車を出さないといけない場所は避けたい」という思いから、よく使っているお店が近くにあることを条件に入れました。
3. 子どもが高校まで通いやすいエリア
子どもが小さい今は、保育園や小学校のことばかり考えがちですが、長い目で見ると高校への通学も無視できません。
「できれば高校まで、自力で通ってくれる場所がいいよね」というのが夫婦の共通認識。
バスや自転車で通える範囲に学校があるエリアを中心に探すようにしました。
4. 土地の価格は1500万円以内
土地選びでは、どうしてもエリアや利便性に目がいきがちですが予算は大事。
わが家の方針は「土地にお金をかけすぎないこと」。
土地が高すぎると、そのぶん建物にかけられる予算が減ってしまいます。
家の広さや設備にも影響が出てくるため、土地代は上限1500万円までと最初に決めていました。
実際の土地探しはどうやった?
ネットで情報収集もしましたが、実際に動いたのはハウスメーカーの営業さん経由の土地提案です。
計4社ほどに相談しエリアや希望条件を伝えると、随時メールやLINEなどで候補を送ってくれました。
それぞれ得意な地域や情報ルートが違っていて、比較しながら選ぶことができたのも良かったポイントです。
「ネットに載っていない情報」を紹介してもらえるのも営業さんルートの強みだと思いました。
能登半島地震をきっかけにエリアの見直しも
土地探しを進めていた時期に能登半島地震が発生しました。
幸いなことに当時の我が家には直接的な被害はなかったものの、ニュースや周囲の話を通じて「地震や津波のリスクが少ない場所に住みたい」と強く思うように。
ハザードマップや地盤の安定性など、今まであまり意識していなかった情報にも目を向けるようになりました。
これをきっかけに候補にしていたエリアをいくつか見直すことにもなりました。
土地選びには「安全性」も本当に大事だと、あらためて感じました。
契約寸前までいった土地でまさかの展開
実は、一度契約直前まで話が進んだ土地がありました。
場所・広さ・価格、すべて条件に合っていて、「ここにしようか」と心が決まりかけていたのですが…
あとから判明したのが、地盤改良工事に200〜300万円かかるということ。
土地自体は予算内だったのに工事費込みだと予算を大幅にオーバー。
結局、その土地は断念して土地探しを1からやり直すことになりました。
まとめ:土地選びは「譲れない条件」を明確に
土地選びは一筋縄ではいきません。
すべての条件を満たす土地はなかなかないからこそ「何を優先するか」を明確にしておくことが大切だと感じました。
我が家の場合は、
- 通勤のしやすさ
- 日々の生活の便利さ
- 子どもの将来の通学
- 土地予算(1500万円以内)
この4つの軸があったからこそ「納得して決められる土地」に出会えたと思います。
今まさに土地探し中の方のヒントになればうれしいです!
我が家の家づくりの流れも紹介
▼我が家の家づくりの全体流れはこんな感じでした!
▼地鎮祭もやりました!
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