結婚式は一生の思い出に!日本の伝統を体感できた神前式

神前式
記事内に広告が含まれています。
スポンサーリンク

結婚式といえばホテルやゲストハウスのチャペルを思い浮かべる人も多いですが、私たちは神社での挙式、いわゆる「神前式」を選びました。

寺社仏閣巡りが趣味ということもあり、「一度は伝統的な儀式を体験してみたい」という気持ちがあったからです。

日本の伝統を肌で感じられる神社での神前式を実際に体験してみて、普通の式場では味わえない特別な時間になったと感じています。

今回は、私が神前式を選んだ理由や実際に体験してよかったことを紹介します。

日本の伝統を体感できる神前式

神前式の一番の魅力は、やはり日本の伝統を全身で味わえることです。

参進(花嫁行列)から始まり、祝詞奏上、三三九度、神楽奉納、玉串拝礼など、普段の生活では触れることのない厳かな儀式を体験できるのが神前式。

「日本の伝統の中で結婚できるんだ」と実感できる瞬間でした。

神職の方に導かれ、厳かな雰囲気の中で式が進んでいく時間は、本当に特別なもの。

結婚式という節目に、日本の歴史や神話とつながる体験ができるのは、神前式ならではの魅力です。

神前式の魅力

個人的に神前式の魅力だと感じた点を紹介します。

神前式の魅力
  • 参列者で参道を練り歩く
  • 三々九度の盃を酌み交わす
  • 神楽奉納の奉奏を観れる

参列者で参道を練り歩く

参進と言って、巫女を先頭に、新郎新婦以下の参列者で境内を本殿まで歩きます。

厳かな雰囲気の中、新婦新婦は朱傘を差してもらって歩くのは面映ゆくもありました。

三々九度の盃を酌み交わす

「三々九度の盃」というのは耳にしたことがあっても体験したことがないという方が多いと思います。

神前式以外で行うことはないと思うので貴重な体験ができました。

盃は大中小の三種類あり、それぞれにわけってお神酒を飲みます。

盃をあおる一回目、二回目は飲む真似を、三回目に実際に盃に口をつけて飲みます。

お神酒は神前にお供えしたものなので神様の力が込められたご利益があるものとされています。

鈍角
鈍角

神様の力を与えてもらえる縁起の良い儀式ということです。

ちなみにお神酒は新郎新婦と参列者が盃を交わす「親族固めの儀」でも飲むことになります。

神楽奉納の奉奏を観れる

神楽奉奏はご祈祷でも見ることができますが、何度見ても美しいと感じるものです。

特に結婚式での神楽は自分たちのためだけに奉奏されるものなので、感慨もひとしおです。

式の終盤、玉串拝礼などの自分たちが行う儀式が無事に遂行できて少し力が抜けた頃に神楽を観ることができました。

鈍角
鈍角

「末広の舞」という題目名からして縁起の良い舞が奉奏されました。

越中一宮・高瀬神社での挙式

私たちが選んだのは、富山県にある 越中一宮 高瀬神社

ご祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)は縁結びや夫婦円満のご利益で知られており、「これからの結婚生活を見守ってもらえそう」と感じたのも決め手でした。

大切な節目を、そうしたご利益のある神社で迎えられたことは特別な思い出になりました。

高瀬神社では、挙式をした人だけが受け取れる特別な御朱印と御朱印帳をいただけます。

さらに三三九度に使った盃も記念に持ち帰ることができ、式後も大切な思い出として残っています。

「ここで式を挙げられてよかった」と心から思える体験でした。

高瀬神社や御朱印についてはこちらの記事で紹介しています。

特別感のある記念品が残る

特別感のある記念品
  • 御朱印帳
  • 三三九度の盃
  • お守り

神前式は、式の雰囲気だけでなく形に残る記念品も魅力的です。

御朱印や盃はもちろんですが、境内や拝殿で撮影した写真も一生の宝物です。

後から見返すと「こんな素敵な場所で式を挙げたんだ」と、あの厳かな空気感を思い出すことができます。

鈍角
鈍角

御朱印とお守りは神棚に、三々九度の盃は結婚記念日に夫婦でお酒を飲むのに使うことにしています。

実際に感じた注意点

良いことばかりの神社婚ですが、実際に体験して感じた大変さも少しありました。

神前式の注意点
  • 白無垢は重たくて暑い
  • 境内が広いと歩く距離も多い
  • 式の進行は新郎主体

ただ、これらを差し引いても「やってよかった!」という気持ちの方が圧倒的に大きいです。

白無垢は重たくて暑い

私が選んだ白無垢は刺繡が多く華やかなもので、ほかの白無垢衣装よりも少し重さがありました。

そのため姿勢を保つのが意外と大変で、式の間はずっと背筋を伸ばすことを意識していないといけませんでした。

しかも挙式は9月の頭でまだまだ残暑が厳しい日だったため、暑くてかなり汗をかいてしまいました。

境内が広いと歩く距離も多い

白無垢もさることながら、慣れない草履での移動は要注意です。

境内を歩く参進や式の後の移動や記念撮影など意外と砂利の上を歩くことが多かったので、歩く際には足元に気を配る必要があります。

式の進行は新郎主体

夫婦結びの決意を誓うための「誓詞奏上」や玉串拝礼など、儀式はほとんどが新郎が行います。

儀式の間、新婦は新郎の傍らに控えて待つ時間も多いです。

現代社会だと少々疑問を感じる人もいるかもしれません。

鈍角
鈍角

私は絶対に神社で挙式したかったので上記をふまえても神前式でよかったと思っています。

まとめ:神前式は一生の思い出に

神社婚は、日本の伝統を体感できるだけでなく、特別な記念が残る一生の思い出になります。

私自身、神社で挙式をしたからこそ得られた感動や学びがたくさんありました。

これから結婚式を考えている方には、ぜひ一度「神社婚」という選択肢を検討してみてほしいです。

和装は正直暑かったけど(笑)、今でも家にある盃を見るたびに「いい式だったなぁ」と思い出がよみがえります。

ちなみに披露宴は式場を借りて、親族のみで執り行いました。

挙式は神前式で厳かに、披露宴は洋装で和やかに──和洋どちらも体験できたのは特別な思い出になりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました